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是正勧告への対応ポイント
最近増えているとはいえ、企業にとっては滅多に経験することのない是正勧告。労務管理を見直すチャンスと思い、性質上かなり重いものになりますので、迅速な対応でしっかりと適確に行いましょう。しかし、万が一、是正勧告を受けてしまったら以下のことを心がけましょう。
1.労働基準監督官の言っていることは、素直に応じましょう。ただし、定期監督なのか申告監督なのかは、きっちりと確認する必要があります。
.勧告を受けたら、すぐに対応しましょう。
3.反論するところは反論しましょう。しかし、けんか腰になるのは禁物です。
4.すべて一括で報告する必要はありませんので、できた順番に随時報告書を提出しましょう。
5.是正期限に間に合わない時はすぐに労働基準監督官に連絡をしましょう。
是正勧告はチャンスでもある
今後も増加する傾向にある是正勧告ですが、労務管理を見直すチャンスといっても貰ってしまった事業主は心中穏やかではありません。中小企業の事業主での法的な折衝などなかなか難しいのです。そのため、労働法を学んだプロとして社会保険労務士は今後も必要とされるかと思います。事業主と労働者を守り笑顔にするために尽力したいものです。