報酬額を決定する
昔は社労士には報酬規定というものが存在していましたが、現在は規制が緩和され、社労士自身が報酬額を決定することができます。ただし、顧客獲得対策の一つとして報酬額を安くするという戦略をとるのは非常に危険です。安く仕事を引き受けることで、相場がくずれてしまうし、なにより社労士全体の品位を落としかねないからです。
この金額は各都道府県によっても相場が異なってきますので、こういった問題に直面した時は、素直に先輩に相談しアドバイスを受けることが大事なことです。そして、顧問報酬、手続き報酬、コンサルティング料などをしっかりと決めて報酬表も作成するようにしましょう。
また、コンサルティングという形のないサービスの提供は報酬を得づらい場合がありますが、最初に提示しておくことで、トラブル防止にもなるでしょう。
知人からの依頼
今後、活躍していくと知人から依頼をされる場面も出てくるかと思います。しかし、知人だから安くするということをしないようにしましょう。知人が更に依頼者を紹介してくれたりした際に、額面が違うというトラブルになることがありますので注意したいところです。